本校について



教育理念

生徒・保護者・教師の3者間の理解と信頼関係を基に、心温まる交流を通して人間らしい教育を行う。

教育方針

日本語を第2言語として教えるとともに、言語の背景となる日本文化を幅広く紹介する。わかる授業によって、学ぶ楽しさや学習意欲を引き出す。

教育目標

正しい、生きた日本語の取得と、日本文化に対する理解を深めることによって、調和のとれた国際人を育成する。

教育理念

生徒・保護者・教師の3者間の理解と信頼関係を基に、心温まる交流を通して人間らしい教育を行う。

教育方針

日本語を第2言語として教えるとともに、言語の背景となる日本文化を幅広く紹介する。わかる授業によって、学ぶ楽しさや学習意欲を引き出す

教育目標

正しい、生きた日本語の取得と、日本文化に対する理解を深めることによって、調和のとれた国際人を育成する。

2021年に、日本語学園協同システム(別名:協同システム)は創立110周年を迎えます。中央学園の同窓生として、過去3年間理事を務めたことを光栄に思っており、今後3年間、理事長を務めることを楽しみにしています。

私の両親は私と二人の兄弟を中央学園に通わせてくれました。それは私たちが日本や世界の他の地域から来た多くの友人や家族とコミュニケーションがとれるようにするためでした。学園は私に日本語学習の基礎を与えてくれ、東京に住んでいた時はボーイスカウト日本ジャンボリー協会のアナウンサーを務めたり、寺院でお経を唱えたり、航空業界でのさまざまな仕事ができました。協同システムの学校があったことや私が知った多くの先生方がいたことに感謝しています。

私が通っていた時代と比較すると、今は協同システムの学園に通う生徒が少なくなっていますが、より多様な生徒が通っています。私はここ数年、幾つかの学園でスピーチコンテストに出席してきましたが、各生徒が自分たちの身近で、大切なトピックについて書いたスピーチに非常に感銘を受けました。それは 60年代後半から70年代初めに私が中央学園に通っていた時代とは大きく異なっています。

コロナウイルス感染の大流行により、先生方は生徒に教える方法を変える必要がありました。ズームを通じて教えてくれたすべての先生方と、この試練の時期に勉強を続けた生徒たちに拍手を送ると共に、各学園で通常の日常生活に戻れる明るい日々が近くなっているのを楽しみにしています。

協同システムは本部をメンローアベニューからパサデナに(イートンキャニオンゴルフコースの近く)に移転しました。

理事会を代表して、生徒や先生と一緒に今後も発展に取り組んでいく私たちの日本語学園協同システムへの継続的な支援をお願い致します。

日本語学園協同システム

理事長 鳴海 リチャード

日本語学園協同システムは1911年に創設されて以来、ロサンゼルスに住む日本人・日系人の子弟のために継承日本語を教えるべく、長い期間に渡って重要な役割を担ってきました。一時期に、日系人の子弟は継承日本語教育より英語教育を重視するする人たちが増加しましたが、最近になり、米国でビジネスを始めたり、米国人と結婚された日本人の方が増えるにつれ、協同システムが担ってきた継承日本語教育が再び見直されるようになっているように思われます。

それと同時に、協同システムが経験しているここ10年間における大きな変化は私たちの学校に通う生徒たちがこれまでのように日本人・日系人に留まらず、アメリカに住む様々なバックグランドの子供たちも多くなってきていることです。この背景には、従来から日本製の車や電気製品などがアメリカで高い評価を得てきたことの他に、日本のゲームやアニメの世界でアメリカの若い人たちに魅力を与えている影響もあると思います。加えて、最近ではテニスの全米女子オープンで2回優勝した大阪選手、ゴルフで最も権威のある今年のマスターズで優勝した松山選手、そして現在ベースボールでホームラン競争をしている大谷選手などの目立った活躍があるのかも知れません。

2020-21年は私たちの協同システムにとって、コロナウイルス感染の大流行の影響で初めてオンライン授業を実施せざるをえないなど困難な試練の年になりました。しかし、今は新しいバイデン政権下でのワクチン接種の大規模普及により、我々の学校も新学年度は対面授業の全面的な再開に向かっています。

ロサンゼルスで長く日本語を教えてきた私たちの学校の役割は日本人・日系人の子弟に日本語や日本文化を継承教育を継続していくと同時に、コミュニティに住み、日本語や日本文化に関心のある誰もが学べる学校でありたいと思っています。外国語や外国文化を学んでいくことは日頃の積み重ねが必要な点で簡単なことではありませんが、知識が増えていくことにより、新たな世界が開かれていくという喜びがあります。私たちの学校が生徒の皆さんに楽しく学んでいけるように、これからも様々なお手伝いができればと思います。

日本語学園協同システム学園長 村方 清

沿革

1911年11月 羅府第一学園が創設。
1941年12月 日米開戦で閉校。
1948年2月 羅府第一学園が再開し、協同システムの基礎が確立。
1948年10月 羅府中央学園内に土曜学校を設置。
1949年8月 バレー学園が創設。
1951年10月 羅府中央学園毎日部が協同システムに参加。
1952年9月 ハリウッド学園が協同システムに参加。
1955年11月 パサデナ学園が協同システムに参加。
1955年12月 協同システムの中学部としてメンロー街1218の元赤十字社本部建物を購入。
1956年2月 協同システム本部をメンロー街1218に設置。
1957年7月 高等部を本部に設置。
1958年9月 協同システム創立10周年記念式典を実施す。
1967年10月 協同システム創立20周年記念式典を実施。
1977年9月 協同システム創立30周年祝賀式典を実施。
1988年11月 協同システム創立40周年祝賀式典を実施。
1998年11月 協同システム創立50周年祝賀式典を実施。
2008年10月 協同システム創立60周年祝賀記念童謡コンサートを実施。
2011年7月 第一学園アーバイン校開設。
2011年11月 羅府第一学園創立100周年祝賀式典を実施。
2020年6月 協同システム本部をパサデナのフェアポイント街3323に移転

教員募集

協同システムの目標に賛同でき、毎週土曜日の午前中に勤務できる方を適時募集。
協同システムにある5校のいずれかに勤務
応募資格 米国内の労働許可所有者
日本で短大もしくは4年制大学以上の卒業者及び同等の日本語教育を受けた者
日本の高校あるいは同等の日本語教育を受け、米国4年制大学卒業生
経験者優遇、未経験者歓迎。履歴書をOffice@kyodousystem.orgまで送付してください。